製造現場で使用されている各種制御機器の設置・リプレースを支援します。制御システムの中枢となるPLCに対して、耐久性や耐環境性、保守性を考慮したシステム構築を行います。また、制御システムの信頼性や安全性確保のため、現地調査を行い、制御機器の設置状況を把握し、リプレース作業を計画します。
PLCの選定においては、入出力先の関連設備や機器等を確認し、更新後の影響等にも配慮して選定します。
日本電技では、現地調査から計装工事、試運転・調整までワンストップで対応します。
対応業界
食品
薬品
化学
自動車・輸送機器
物流
※その他の業界でも対応可能です。
既設搬送ラインに設置しているPLC30台の更新作業において、お客様の操業停止時の限られた時間で、一斉に全てのPLCを更新することが不可能であるため、段階的な更新計画で、お客様の操業に影響を与えないよう最新機種にリプレースしました。更新作業中は、作業による不具合が発生した場合に、即時に更新前の構成に復旧できるよう工事計画を立案し、システムの信頼性向上、搬送ライン停止リスクを低減しました。
また、段階的に切り替えた最新PLCは、既設PLCとの連携ができないため、既設通信ラインを保持したまま最新PLCと通信可能なユニットを活用し、更新しました。
課題
制御機器の老朽化により、チョコ停やシステム不具合が発生しており、最新機種への更新を検討していましたが、操業停止時間が限定的であり、一斉更新はリスクが負えないため、リプレース出来ない状況でした。
改善策
既設のPLCシステムの構成を確認し、現場制御機器は、最新PLCとの接続の有無を調査し、工事リスクを排除した段階的な更新計画を策定しました。
更新期間中は、既設ネットワークとの連携が可能な通信ユニットを活用して、最新PLCへ更新を行いました。PLCの更新とともに、現場制御機器やセンサも更新し、試験調整や工事完了時の試運転、ライン稼働時の立合いを含め、操業に支障を与えないよう配慮し、全体更新を完了しました。また、保守性を考慮し、改修後のドキュメント管理も行いました。
動力制御盤図面のない自社改造によるPLC盤老朽化に対し、現況調査と実運用内容調査より、不要な回路を削除し、再設計したものを導入いただき満足しています。他系統の盤図面の管理も同様に進めていただき制御設備の管理業務が軽減しました。
複数メーカーのPLCを当社指定PLCに置き換えしていただき、稼働の安定化はもとより、予備品管理の統一化など保全管理の効率化が図れました。
スタートは停電工事におけるPLCバックアップバッテリ交換を依頼したことがきっかけでした。その際にPLCデータのバックアップを行っていただき、消耗バッテリの交換や管理などを行いやすく帳票化していただき、今では当社システムの保全業務の一部を依頼しています。PLC更新におけるリスク管理もしっかりしていただき、依頼する当社も安心して工事の依頼が出来るようになりました。
ご要望に応じて計装技術を活用した自動化、省力化、機械化のアプローチを提案します。
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