働き方を知る 育産休インタビュー男性

育児休業取得
仕事も家庭も「楽しく過ごす」がモットー。
建設業で柔軟な働き方を実現。

interview

男性社員インタビュー
新卒入社11年目 T.Y
環境ソリューション(Es)営業
T.Yさん

担当している業務について教えてください

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入社してから8年間、支店の調整技術課に在籍し、現場での仕事に従事しました。2021年から、自らの希望で営業職に就いています。主にメンテナンス管理業務を請け負うお客様を30件ほど担当し、点検、機器交換、保守、リプレース計画などを提案しています。新規やスポットの案件も、もちろんあります。

私の営業スタイルは主に、機器の「不調を直す」あるいは「不調を未然に防ぐ」こと。電池交換から始まり、機器そのものの交換や中央監視システムなど設備のリプレースまで、その内容も規模もさまざまです。お客さまごとに利用状況を把握し、中・長期計画で予算を確保していただけるよう、時期を見越して提案します。新築の場合は、完成時から交換スケジュールを提示し、そのタイミングに向けて次の商談を進めています。

企業側のご担当者さまは、総務などの管理・事務系の方が多く、空調自動制御システムの機器に直接触れることのない方々です。だからこそ、空調管理に不具合が生じたり停止したりするトラブルが起きないよう、事前に必要性をしっかり説明し、交換やメンテナンスの中・長期的なスケジュールをあらかじめ組んでいただきます。

育休制度については知っていましたか? 取得した経緯を教えてください

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私は2022年の1月から2月にかけて、1カ月間育児休暇を取得しました。育休は女性対象の制度というイメージですが、私は迷うことなく取得しました。出産は、女性にとって肉体的にも精神的にも、本当に大変なことです。パートナーが大変な時期に、できればそばにいてあげたいと思い、上司に相談しました。

周囲の反応はいかがでしたか?

私の所属する支店での男性社員の育休取得は、後輩に先を越されて2番手でした。上司も先輩も同僚も、育休に対してポジティブな反応で、休暇中の顧客フォローも引き受けてくれました。当社の男性社員の育休取得率も徐々に高くなっており、男性社員にとっても育休を取得しやすい環境です。

1カ月間仕事を休むにあたり、担当する30社のお客さまについて、課内で情報共有をする必要がありました。ちょうど冬の機器点検期間でしたので、課長にそれぞれのお客さまの状況や点検、機器の交換スケジュールを一覧にして引き継ぎました。育休中は一度もPCを開くことなく、存分に家族と向き合えました。

実際に育休を取得して思ったことを聞かせてください

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育休を取得したことで、わが子誕生のタイミングに一緒にいることができ、自分にとっても、家族にとっても、とても大きな出来事となりました。育休制度は、本人はもちろんですがパートナーにとっても大切で、話ができる人がそばにいるだけでも、安心感が違います。女性のマタニティうつや産後うつを防ぐためにも、男性も積極的に育休を取得するとよいと思います。育休を分割して取得できるので、家族のためにもタイミングを考えて上手に使いたい制度です。

育休を取得してよかったと思えるエピソードがあれば教えてください

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初雪を家族3人で見ることができました。子どもが初めて見る雪の日に、家族3人で写真を撮ることができて、よい思い出になりました。子どもの「初めて」に立ち会えるのは、親として感動が大きくうれしいものです。記念日や誕生日など家族にとって特別な日には、有給休暇を使って家族と一緒に過ごすことにしています。会社の福利厚生の一つであるベネフィット・ステーションも、家族のために利用しています。

育休を終えて、職場に戻った時の感想を聞かせてください

復帰についての不安はありませんでした。会社の携帯電話で社内の動きだけはウオッチしていたので、スムーズに復帰できました。温かく迎えてもらえる環境で、仕事内容も変わらず、お客さまにも理解していただき感謝しています。おかげさまで、育休期間中は仕事から離れて、子育てに専念できました。

家庭と仕事の両立のために工夫していることがあれば教えてください

今は原則毎週木曜日を、在宅勤務の日としています。週に1日でも自分が保育園への送り迎えを引き受ければ、共働きの妻の負担を減らせます。朝食の準備やお風呂など、自分ができることは自分が担当します。子どもは体調を崩しやすいので、そんな時にも働き方の選択肢があるのは大いに助かります。妻と一緒に子育てをしているという実感があり、家族の絆が強くなると感じます。

日本電技でのやりがいや、個人としての展望を聞かせてください

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建設業は休みがとりづらいイメージがあると思いますが、日本電技はそうではありません。むしろ休暇の取得を奨励しています。社員のための制度も、利用しやすいと思います。

私は人と関わることが好きなので、いろいろな人と協力をしながら仕事ができる、建設の現場に魅力を感じて入社しました。イメージ通り、現場にはいろいろな人がいて、いろいろな仕事があります。メリハリがあって、飽きることがありません。責任のある大変な仕事ですが、楽しさもあります。ただ、現場では当然、現場のスケジュールが優先されますので、時間的な自由が利きません。私は仕事も家庭も「楽しく過ごす」がモットーです。仕事の楽しさも大切ですが、家族を育む楽しさも味わいたい。そこで結婚を機に、比較的自分でスケジュールを組みやすい営業に異動を願い出ました。営業はお客さまと話すのが仕事。独自のスタイルで成果を出せるところも気に入っています。自分が楽しんで仕事をして、お客さまには感謝されるのですから、今の環境は最高です。

キャリア形成の上で、育休制度は役立ちましたか?

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キャリア形成の上で役立つかどうかはまだよく分かりませんが、育休制度や柔軟な働き方ができる制度があるのは、とてもありがたいですね。仕事も家庭もどちらも充実させたいという思いをかなえられます。

就活中の皆さんへのメッセージ

就活期間は、いろいろな業界を見るといいと思います。会社の雰囲気を見るなら、会社に行ってみる。説明会には、積極的に参加する。いろいろな会社を見ることができるのは、今しかありません。

日本電技が担う計装という仕事は、建物の見えない部分で大きな役割を果たす、とてもニッチな世界です。おそらくほとんどの方が知らないでしょう。でも、いったん知ってしまえば、駅やショッピングセンター、病院、学校など、あらゆるところで日本電技が手掛けた装置を見つけることができます。街中で、見覚えのある機器を目にする機会は多く、家族にも自慢できるかもしれません。

温度や湿度、水回りの計器を自動制御する装置で、省エネ効果が大きい点も、未来志向の仕事といえます。照明をLEDに変えれば節電になりますし、熱源機を一つ新たなものに変えるだけでも、風量のコントロールなどでコスト削減とエコにつながります。壊れたり失ったりすれば、悲惨な環境になる空調などの自動制御システムを扱うので、責任重大でやりがいがあります。

計装については、知識がなくて当然、分からなくても全然OKです。自分もまったく知らない世界で、現場に出て初めて仕事の内容と重要性を知りました。当社は3年間のOTJ期間があり、「知らない」ことを前提に、先輩がマンツーマンで一から教えてくれます。また、さまざまな国家資格の取得が奨励され、講習会の開催や受験料の補助もあります。私もいくつかの資格を取得しましたが、若いうちの方が資格は取りやすいし、持っていて損はありません。そういう部分も見て、自分の生き方、スタイルにフィットする会社との出会いに挑戦してください。

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