働き方を知る 育産休インタビュー女性

育児休暇取得
仕事も、子育ても、趣味も!
日本電技で私らしく生きる。

interview

女性社員インタビュー
新卒入社12年目 C.I
設計積算
C.Iさん

担当している業務について教えてください

インタビュー写真

大学で都市と環境に関わる研究をしていたことから、建設業の仕事がしたくて、就職活動中に出会った日本電技に入社しました。入社して半年間の施工管理経験の後、設計積算に異動してから12年間、この道一筋です。設計積算は、営業担当がお客さまに提案した内容を設計したり、設計に基づく資材コストの積算を行ったりするなど、提案内容や方針を綿密に詰めていく仕事です。実際に設計図面を描いて、納入する機器の選択や配線ルートを検討して必要な資材を手配するため、設計段階での積算が受注の決め手となります。既存の建物内の改修なのか新築案件か、配線ルートに制約があるのか自由度が高いのか、1棟1棟条件が異なるなかで、ベストな道を見つけていかなければなりません。でもそれがこの仕事の、とても面白いところでもあります。

育休制度については知っていましたか? 取得した経緯を教えてください

産休・育休制度があることは知っていました。私は2017年と2021年の2回、取得しています。私の所属する設計部門としては、初の育休取得でした。子育てと仕事を両立させられるかは、初めてのことなのでやってみないと分かりません。私はそもそも、会社には長く勤めたいと考えています。まずはできるところまでやってみたいと思いました。仕事を辞める選択はいつでもできると楽観的にとらえて、制度があるなら活用して、両立できるかどうか挑戦する道を選びました。女性は出産を機にすぐに辞めてしまう、仕事を諦めてしまう、そんな風に見られたくない思いもありました。

周囲の反応はいかがでしたか?

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課のメンバーとは仲がよくて、妊娠初期から「この時期になったら育休をとる予定」と、フランクに話をしていました。上司も子育て中で、私のこともとても喜んでくれて、応援してくれました。上司は私のOJTのトレーナーだった方なので、気心も知れています。育休の取得にあたって、心理的ストレスは一切感じませんでした。設計の業務は、常に先輩たちと一緒に進めていたため、プロジェクトの進捗も共有できており、仕事の引き継ぎに不安などはありませんでした。

育休中に苦労したことはありましたか? 実際に育休を取得して思ったことを聞かせてください

育休中は、仕事のことは考えずに、子育てに集中できました。そうした環境を与えていただき、とてもありがたく思います。第1子の時は、会社との連絡をほとんどとらなかったので、復帰した際、会社の変化や動きが分からずに浦島太郎のような状況になり、知らない出来事に驚いてばかりいました。その反省もあって、第2子の時は会社の携帯電話は借りたまま、社内の動きや状況をウオッチするように努めました。何事もやってみないと分かりませんね。2人目の出産後の復帰時は、気持ちに少し余裕があったように思います。

育休を取得してよかったと思えるエピソードがあれば教えてください

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第1子の保育園で、共働きのママ友ができたことがうれしかったです。特に第2子の育休中には、ママ友との交流が心の支えになりました。いろいろな仕事、働き方をしているママたちと、たくさん話をしました。大変なことも楽しいことも共有できる友達ができたのも、育休中の大きな出来事でした。私は趣味で和太鼓を習っていますが、育休中は平日のレッスンに通うことができて、普段のクラスとは違う層の方々との出会いがありました。平日はわりと年配の奥さまが多く、子どもを連れて行くと、皆さんが心からかわいがってくださいました。それもうれしい思い出です。

育休を終えて、職場に戻った時の感想を聞かせてください

想定したタイミングで子どもを保育園に入れることができたので、2回とも予定通りのスケジュールで復帰しました。最初の復帰では、時短勤務を利用しました。仕事の内容は変わりませんが、しばらく仕事そのものから離れていたので、最初は皆さんのサポート仕事からスタート。先輩や上司ともコミュニケーションは密にとりながら、徐々に仕事に慣れて案件を任されていきました。2回目はコロナ禍での育休取得、復帰となり、基本的に在宅勤務でした。育児しながらの在宅勤務は両立が難しく、ペースをつかみづらかったですね。でも今は、時短勤務と週に2回の在宅勤務とを組み合わせることで、うまくバランスがとれています。働き方の選択肢があり、子育て中の社員には特にありがたい制度だと感じます。

家庭と仕事の両立のために工夫していることがあれば教えてください

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課のメンバーには、今の自分の状況を常に正直に伝えています。育児中は、子どもの病気など突発的なことが生じやすいものです。できるだけ迷惑をかけないよう、仕事の進捗はもちろん、子どもや自分の体調のことなども共有するよう心掛けています。また、夫婦で家事や育児もちゃんと分担し、どちらかの負担が過多にならないよう努めています。時短勤務と在宅勤務を組み合わせることで、うまくコントロールできています。

日本電技でのやりがいや、個人としての展望を聞かせてください

働く私、子育てする私、趣味に熱中する私、どれも私、いろいろな側面を持っているのが私です。人間として、成長できる側面を持っていたい、それぞれの面で成長していきたい。そうすれば、人生がおもしろくなりそうですよね。職場では、社内からもお客さまからも「Iさんに担当して欲しい」「Iさんに任せてよかった」と言ってもらえるような、信頼していただける設計士に成長したいです。建物の中の「人」の快適さに携わる仕事、建物の中の人の幸せにつながる仕事ができる日本電技に興味をもち、この会社で長く勤めたいと思って入社しました。興味のある分野で仕事ができることはとても幸運です。この環境で自分を成長させて、会社を通じて自分の力を社会に還元したいと思います。

キャリア形成の上で、育休制度は役立ちましたか?

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制度は、もちろんプラスに働いています。日本電技のよいところは、社員の声をしっかりキャッチして、制度に反映するところです。会社が社員のリアルな声を聞く耳を持っていて、よいと思うことはすぐに取り入れます。私自身、時短勤務の出社時間を調整したいと希望を伝えたところ、柔軟な運用が認められました。社員にとって働きやすい環境にしよう、という会社側の意志が伝わってきます。働く環境を、私たち自身でつくっていけるという希望が見えるのは、うれしいです。技術職の女性社員はこれからもっと増えていきます。産休や育休については、まだまだこれから制度を整えていく途上にあります。技術職の女性が長く働き続けられるよう、会社も挑戦しています。私たちが働きやすい状況をイメージして、自ら制度の作り手となっていきたいです。

就活中の皆さんへのメッセージ

建物は社会環境に関わるところが大きく、それを変える力を秘めています。日本電技の仕事は、建物を通じて未来を創る、子どもたちにも誇れる仕事です。建物の中にいる人が快適にいられることで、生産性の向上につながったり経済活動が良好になったりする。建物内の環境を整えることを通じて、社会に貢献できます。SDGsが叫ばれていますが、これからは特に省エネを通じて環境分野に大きく貢献できると、期待しています。進化も目覚ましく、新しい技術に触れられるのも魅力です。自分の人生のなかでも、仕事に関わる時間は大きなウエートを占めます。計装のことは知らなくて大丈夫。ぜひ、私たちの会社の話を聞きにいらしてください。

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