社員を知る 社員インタビュー 02
新築工事および既設改修工事の現場担当者として、複数の現場で施工管理を行っています。工事は、着工→設計図確認→計装図(システム図)・配線施工図・盤図作成→施工→試運転調整→完成の順で進めていきます。工事に取り掛かる前に設計図を確認し、矛盾している箇所や不明点をピックアップして、質疑応答書の作成や計装工事の図面修正、施工図の作成、施工会社の方への盤図作成依頼など、前段取りを行います。現場に入ると、作成した施工図に基づいて施工会社に配線工事を依頼し、盤や機器の搬入を行います。施工完了時には、設備がシステム通り動くかを確認する調整作業を行い、検査後にお客さまへ引き渡します。
日本電技に入社する前は、大学を卒業して5年ほど通信設備工事会社に勤めました。光通信ケーブルの接続工事が、主な仕事でした。重要回線等の切り替え工事で、夜間作業の多い仕事でした。道路上の電柱の上やマンホール内の作業で、住宅街の家の前で作業することもありました。夜間は騒音に気を配りながら作業を行い、昼間には近隣の方へ工事の説明も行います。毎回、現場状況が異なるため、その現場に即した対応が必要な仕事でした。
光ケーブル敷設の際に、現場に則したケーブルの選定や接続の際に必要なこと、留意点などがすぐに分かります。また、実際に自分で工事を手掛けていたので、施工会社の方々の気持ちに寄り添った、より作業をしやすいケーブル配線ルートや施工方法を検討できていると思います。
責任感があり、分からないことは上司、時には後輩にも聞ける素直な人だと思います。経験の浅いうちから、大なり小なり現場を任されます。途中で投げ出さない責任感は必要です。キャリア入社の場合、経験によっては後輩のほうが自分より詳しい事項も多々あります。後輩の意見に耳を傾け、取り入れる柔軟性も必要だと思います。中途入社して7年が経過しましたがいまだに学びが多く、不明点や未経験のことについて、先輩後輩を問わず経験者の意見を聞くことは少なくありません。
日本電技の魅力は、現場裁量が大きくやりがいがあり成長できること。そして、社員間の距離感がよい意味で近いことだと思います。基本的に、着工から竣工、工程管理、予算管理までを一貫して任されるため、完成時には「やりきった」という達成感を味わえるのが魅力です。大型物件ほど工期が長く、建物も大きく内容も濃いので、そのような現場を経験することが自信につながりました。社員同士、お互いを尊重しつつ言いたいことを言いあえる人が多いのも、この会社の特長です。雑談の中から得る知識、情報がたくさんあります。入社したての頃、ベテラン社員や自分より若い先輩社員と話すことで、さまざまな知識を学ぶことができました。
「一人では仕事はできない」。私は、この言葉を大切にしています。お客さま、施工会社の方々など、多くの人との協業によってこの仕事は成り立っています。自分も含め、それぞれが自分の仕事に誇りを持っています。自分のことだけを考えていては、建物は完成しません。お客さまも施工担当者もチームの一員であることを肝に銘じ、チーム全体としてプロジェクトを完成させること。この意識で仕事を積み重ねることで、一歩一歩成長していきたいと考えています。
一度担当したお客さまから、再度お願いしたいと指名される施工担当者でいることが目標です。現場をより良くするための提案ができるよう、多くの現場経験を積み、知識や引き出しを増やしたい。計装工事のプロフェッショナルを目指し、日々精進していきたいです。後輩も増えてきたので、自分が経験したことや見聞きしたこと、失敗の中で学んだことを伝えて、日本電技全体の技術力向上に貢献できればと思っています。
時間 | 業務内容 |
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8:00 | 現場朝礼 |
9:00 | 施工会社へ施工の指示 |
10:00 | 図面修正、機器の発注手配 |
11:00 | 現場巡回、進捗確認 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 翌日作業の搬入等打ち合わせ |
15:00 | 設備業者内での進捗確認、工程打ち合わせ |
17:00 | 作業終了 施工会社と翌日作業の確認 |
18:00 | 翌日作業資料打ち出し、準備 |
19:00 | 帰宅 |