社員を知る 社員インタビュー 02

建物内の快適な環境づくりに
欠かせない、
電気・設備・建築の架け橋になる。

interview

〈ビルシステム事業〉施工管理
キャリア入社8年目 S.K
S.Kさん

現在の業務内容について教えてください。

インタビュー写真

新築工事および既設改修工事の現場担当者として、複数の現場で施工管理を行っています。工事は、着工→設計図確認→計装図(システム図)・配線施工図・盤図作成→施工→試運転調整→完成の順で進めていきます。工事に取り掛かる前に設計図を確認し、矛盾している箇所や不明点をピックアップして、質疑応答書の作成や計装工事の図面修正、施工図の作成、施工会社の方への盤図作成依頼など、前段取りを行います。現場に入ると、作成した施工図に基づいて施工会社に配線工事を依頼し、盤や機器の搬入を行います。施工完了時には、設備がシステム通り動くかを確認する調整作業を行い、検査後にお客さまへ引き渡します。

前職ではどんなお仕事をされていましたか。

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日本電技に入社する前は、大学を卒業して5年ほど通信設備工事会社に勤めました。光通信ケーブルの接続工事が、主な仕事でした。重要回線等の切り替え工事で、夜間作業の多い仕事でした。道路上の電柱の上やマンホール内の作業で、住宅街の家の前で作業することもありました。夜間は騒音に気を配りながら作業を行い、昼間には近隣の方へ工事の説明も行います。毎回、現場状況が異なるため、その現場に即した対応が必要な仕事でした。

前職での経験が現在のお仕事に活かされたエピソードがあれば教えてください。

光ケーブル敷設の際に、現場に則したケーブルの選定や接続の際に必要なこと、留意点などがすぐに分かります。また、実際に自分で工事を手掛けていたので、施工会社の方々の気持ちに寄り添った、より作業をしやすいケーブル配線ルートや施工方法を検討できていると思います。

この仕事に向いていると思う人物像を教えてください。

責任感があり、分からないことは上司、時には後輩にも聞ける素直な人だと思います。経験の浅いうちから、大なり小なり現場を任されます。途中で投げ出さない責任感は必要です。キャリア入社の場合、経験によっては後輩のほうが自分より詳しい事項も多々あります。後輩の意見に耳を傾け、取り入れる柔軟性も必要だと思います。中途入社して7年が経過しましたがいまだに学びが多く、不明点や未経験のことについて、先輩後輩を問わず経験者の意見を聞くことは少なくありません。

日本電技の魅力・入社してよかったことを教えてください。

日本電技の魅力は、現場裁量が大きくやりがいがあり成長できること。そして、社員間の距離感がよい意味で近いことだと思います。基本的に、着工から竣工、工程管理、予算管理までを一貫して任されるため、完成時には「やりきった」という達成感を味わえるのが魅力です。大型物件ほど工期が長く、建物も大きく内容も濃いので、そのような現場を経験することが自信につながりました。社員同士、お互いを尊重しつつ言いたいことを言いあえる人が多いのも、この会社の特長です。雑談の中から得る知識、情報がたくさんあります。入社したての頃、ベテラン社員や自分より若い先輩社員と話すことで、さまざまな知識を学ぶことができました。

仕事で大切にしていることを教えてください。

「一人では仕事はできない」。私は、この言葉を大切にしています。お客さま、施工会社の方々など、多くの人との協業によってこの仕事は成り立っています。自分も含め、それぞれが自分の仕事に誇りを持っています。自分のことだけを考えていては、建物は完成しません。お客さまも施工担当者もチームの一員であることを肝に銘じ、チーム全体としてプロジェクトを完成させること。この意識で仕事を積み重ねることで、一歩一歩成長していきたいと考えています。

これからチャレンジしたいことや今後の目標について教えてください。

一度担当したお客さまから、再度お願いしたいと指名される施工担当者でいることが目標です。現場をより良くするための提案ができるよう、多くの現場経験を積み、知識や引き出しを増やしたい。計装工事のプロフェッショナルを目指し、日々精進していきたいです。後輩も増えてきたので、自分が経験したことや見聞きしたこと、失敗の中で学んだことを伝えて、日本電技全体の技術力向上に貢献できればと思っています。

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一日のスケジュール

時間 業務内容
8:00 現場朝礼
9:00 施工会社へ施工の指示
10:00 図面修正、機器の発注手配
11:00 現場巡回、進捗確認
12:00 昼食
13:00 翌日作業の搬入等打ち合わせ
15:00 設備業者内での進捗確認、工程打ち合わせ
17:00 作業終了 施工会社と翌日作業の確認
18:00 翌日作業資料打ち出し、準備
19:00 帰宅
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就職活動中の方へメッセージ

皆さんにとって、計装分野はおそらく未知の世界でしょう。学生時代に学んだ専門以外のことに挑むので最初は苦労するかもしれませんが、周囲の方々、先輩のサポートが手厚く、気軽に相談できる環境なので心配はいりません。計装工事は、電気工事ほど多様ではなく、一方で自動制御について深く学ぶことができます。施工管理職の方々がキャリアアップを考える際、計装工事は選択肢の一つになり得るのではないでしょうか。私としては、もっと早く日本電技に入っていればよかったなと思うほど、今の仕事が気に入っています。

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