社員を知る 若手社員座談会

誰もがゼロスタート。
知らない領域の扉が開き、
知るほどにやりがいが
生まれる計装の世界。

crosstalk

若手社員座談会

入社して3年目の同期同士が、自らの体験を通じて、日本電技をリアルに語り合いました。

参加メンバー

はじめに皆さんの仕事についてご紹介ください

T.Yさん

T.Y

支店で、事務系の業務全般を受け持っています。請求書の発行から購買(必要資材の仕入れ)、人事管理、資格等の手続きや安全関連書類の作成、健康面のケア等々、あらゆる領域の事務に対応しています。

K.Iさん

K.I

自動制御機器の調整を行っています。施工が仕様通り行われているか、配線はうまくいっているか、設定は問題ないか。お客さまの条件に添うように、品質事故が起きないように、納品前の最終的な調整を行う仕事です。仕上げの段階、いわば最後の砦でもあるので、とても神経を使います。今は半導体工場のクリーンルームを担当し、最終局面を迎えています。特に条件が厳しい案件で、集中力を高めて確実に仕事を進めているところです。

T.Iさん

T.I

自分は、現場で自動制御機器などの施工に関わる、施工管理を担当しています。現在は、地域冷暖房設備(DHC)で複数の案件を手掛けており、施工図面や作業指示をするための図面の作成、現場における進捗確認などがメイン業務です。工事前にお客さまからの要望を聞いて、仕様を調整することもあります。

座談会風景

日本電技を選んだ理由を聞かせてください。建設業界での仕事を志望していましたか?

座談会風景
K.Iさん

K.I

建築関連、特に施工管理の仕事に興味がありました。さらに人と話すことが好きなので、たくさんの人の手を経て完成する建物の仕事ができたらいいなと思っていたんです。日本電技のことは、建築関連企業をリサーチしているなかで知り、「快適な空間をつくる」仕事だという点が響きました。学校の先輩から会社のお話を聞く機会を得て、好印象をもち入社を決めました。

T.Iさん

T.I

自分は面接時に、自分がこの会社で働いているイメージをもつことができたので、入社を決めました。当初は建築系のメーカーを中心に会社を探していましたが、担当の教授から「もっと視野を広げてみたら?」とアドバイスを受け、広く建設業の会社をリサーチしていたところ、日本電技を知りました。電気学科出身なので、「電技」という名称に興味が引かれました。社名に「日本」を掲げている点も、国を背負って立つような気概があっていいな、と思いました。

T.Yさん

T.Y

私は業界を絞らず、事務系の職種の仕事を探していました。会社を探すなかで、「計装」という聞いたこともない仕事内容に「何だろう?」と興味をもち日本電技の説明会に参加しました。建物内の空調を自動制御する仕事と知り、省エネの面から環境課題に通じる、未来に役立つ仕事を担う会社だと思い、入社しました。

入る前のイメージと、入ってからの印象で違うところはありましたか?

座談会風景
T.Iさん

T.I

元々施工管理職として現場に出たいと思って入社したので、特に入社後のギャップもなく、施工管理職の仕事はイメージ通りでした。

T.Yさん

T.Y

私は、事務系の仕事のイメージはある程度もっていたつもりでしたが、自分が担当する業務の幅広さには、正直なところとても驚きました。

K.Iさん

K.I

支店の事務職は、幅広い業務に対応する必要があり、本当に守備範囲が広い印象があります。

T.Yさん

T.Y

先輩社員が、とても仕事ができる方なので、今は頼ることが多いですね。いつか自分も先輩社員のようになりたいと思い、あらゆる業務のノウハウを吸収していくのに毎日必死です。

K.Iさん

K.I

私にとって、多くの人たちと協力しながら仕事を進めるという点では、イメージ通りの仕事でした。現場では想像以上に多くの方々とコミュニケーションをとりながら、建物をつくっていく醍醐味を感じています。一方、裏で一人黙々とこなす地道な準備作業とその重要性も、この2年間でしっかり学びました。仕事は現場作業だけでなく、事前準備がなによりも重要だということを理解しました。

T.Iさん

T.I

イメージと違ったのは、残業ですね。建設業は残業が多い、というイメージがありましたが、実際はそれほどでもありません。会社は9時始業ですが、勤務場所である工事現場は大抵8時スタート。ですから、ここで1時間の残業扱いになります。それが月間20日間程度、残業平均はその分の月20時間程度です。

K.Iさん

K.I

工期や時期、現場の規模など諸条件で残業時間は変わりますが、大抵は終業時間に帰宅できることが多いです。

日本電技の会社の雰囲気について教えてください。

T.Iさん

T.I

社内は、風通しがよく明るい雰囲気です。この会社は、根本的に「助け合い精神」がベースにあると感じます。何かが起きたときに、部・課を越えて助け合う場面を何度も見ました。

座談会風景
T.Yさん

T.Y

私もそう思います。私の所属する支店は全体で約50名、その内、業務課は5名です。年齢も立場も性別もあまり意識することなく、フラットで穏やかな関係性です。とてもアットホームですが、仕事には厳しくメリハリがあり、助け合いマインドが強い職場です。

K.Iさん

K.I

私の支店も雰囲気がよく働きやすいですよ。現場に出る機会が多いなか、支店に帰るとホッとします。若手からベテランまで仲がよく、コミュニケーションがとりやすい会社だと感じます。

若手から見て、日本電技のどのようなところに魅力や働きやすさを感じますか?

T.Yさん

T.Y

建設系の会社といえば、怖い、厳しい、キツい、というイメージをもつ人もいると思いますが、全然違います。根本的に、みんな穏やかで優しいです。私は人見知りで会話が苦手ですが、不思議と苦手意識を感じずに先輩と話ができます。女性社員は多くありませんが、それで居心地が悪いことはまったくないですね。若手も働きやすいようにと、皆さん気を配ってくださるので、居心地はとてもよいです。

T.Iさん

T.I

自分にとってこの会社の魅力は、資格取得を奨励しているところです。受験費用の補助や社内での勉強会など、資格取得に挑戦しやすい環境が用意されています。第一種電気工事士、2級電気工事施工管理技士などの資格試験に合格しましたが、体力も学習能力もある若いうちに、必要な資格をできるだけ取得したいと思っています。そう思えるのも、会社の制度があってこそです。

T.Yさん

T.Y

私も先日、建設業経理士2級の資格を取りました。

K.Iさん

K.I

借上社宅制度も魅力です。就職を機に一人暮らしを始めましたが、会社が家賃補助してくれるので助かっています。その他にも健康活動へのポイント付与など、年間で金銭に交換できるいろいろなポイントが付与されることもありがたいです。

T.Iさん

T.I

「計装」という仕事は、誰もあまりよく知らないですよね。その分、誰もが「ゼロスタート」できる職場でもあります。それまでの経験や周りの能力と自分を比較して、焦ったりすることがありません。会社も「新人は計装を知らない」ことを前提に、手厚い研修カリキュラムを準備してくれています。

K.Iさん

K.I

同感です!スタート地点がみんな同じなので、頑張り次第で成長を実感できる環境です。「新人は計装を知らない」前提ですから、ささいなことでも何でも聞くことができます。中央監視に関わるコントローラーは多種多様で、進化が早い一方、古くから使われている機器も存在します。私たちは、新旧のあらゆる機器について知っておかなければなりません。ベテランの方に聞いたり、メーカーのセミナーなどを積極的に利用したり、会社が提供する最新情報は、積極的にキャッチアップしています。

座談会風景

仕事をしていて大変なこと、やりがいについて教えてください。

T.Yさん

T.Y

私自身は、一つのことをじっくりやりたいタイプなのですが、今の仕事ではマルチタスクが求められます。安全書類の作成や車両管理、請求書の発行、健康経営優良法人としての活動にも取り組みます。どれも自分の仕事であり、どんどん新しい仕事が生まれるのが大変なところです。でもそのおかげで、瞬発力や適応能力が育ってきたのではないかと思います。

座談会風景
K.Iさん

K.I

調整技術は基本的に2名で行動し、両者で完成形のイメージを共有しながら協力して進めます。品質事故を起こさないため、「事前準備が8割」という先輩の教えを肝に銘じています。基本は設計書や仕様書に基づいて調整を行いますが、「空間の温度を何度に保ちたい」などのお客さまの要望を直接伺うこともあります。お客さまの要望に添って自動制御の設定がうまくいき、設備が無事稼働したときは大きなやりがいを感じますね。予定外のことが起きてもあわてずに、今後のために記録を残すよう心掛けています。

T.Iさん

T.I

限られた予算内での工程管理は、難しいけれどもやりがいがあります。安全と品質の両立がバッチリ決まると、大きな達成感があります。最近は資材の高騰、あるいは納期遅れで工期にズレが生じることもあります。地域冷暖房設備は文字通り、地域にエネルギーを供給するもので、工期遅れは地域全体に影響が及びかねません。その点はとても悩ましく、影響を最小限にとどめるために知恵を絞ります。社会のインフラとして機能する仕事に携わっていることに、やりがいを感じています。

K.Iさん

K.I

私が所属する支店は、特に社会生活に直結する研究所や工場を多く担当していることもあり、社会に役立つものを研究したり製造したりしている空間を快適に保つ仕事は、とてもやりがいがあります。

今後の目標やキャリアプランについて教えてください。また、仕事を通じて、人や環境、社会へどのように貢献していきたいと考えていますか?

座談会風景
T.Yさん

T.Y

今までは業務を広く知ることに重きを置いてきましたが、これからはそれぞれの業務をもっと深く知るように努めたい、そしてスピード感を意識したいです。支店の事務管理の仕事は地道ですが、会社と社会をつなぐ架け橋の役割があると思っています。理想とする先輩社員の背中を追いながら、支店を支える存在になるのが目標です。

K.Iさん

K.I

私たちの仕事は、社会に快適な空間を提供することです。誰にとっても、働きやすく、暮らしやすい、何気ない生活を支える空間づくりを担っています。入社前に興味をもった仕事に、今は使命感をもって取り組めているのは幸せです。これからは、お客さまからも仲間からも頼られる人材になりたいです。そのために現場で実践を重ね、日々経験を積むことが大事だと思っています。

T.Iさん

T.I

今はまだ、設計図通りの決められた仕事をしていますが、自分から提案ができる現場監督になることが目標です。お客さまの希望をかなえ、もっともっと信頼していただけるように成長したい。自動制御は省エネを実現する手段で、未来志向の仕事だと思います。使いやすく快適な設備を提供することで、お客さまの満足を得ることがよい連鎖を生み、社会全体がよくなるようイメージして仕事をしています。

就活中の学生の皆さんに向けて、メッセージをお願いします

座談会風景
K.Iさん

K.I

自分の経験上、自分が何をしたいかを一人で考えるのは難しいと思います。いろいろな人に相談することで、自分では思いもつかなかったヒントが見つかることがあります。日本電技に連絡してもらえれば、私たちでも相談に乗れるかもしれません。就職活動がキツく思えるときは、一人で抱え込まないでくださいね。

T.Yさん

T.Y

勉強とは違って、努力すれば結果が出るとは限らないのが就職活動だと思います。私自身、なかなか結果が得られず、「決まっていないのは私一人かもしれない」と追い込まれた経験者です。巡り合わせといいますか、縁が作用することも多々あります。就職活動はその縁を見つける、手繰り寄せる活動と信じ、心を折らずにやり切ってください。やり切った先にはきっと光が広がっています。

T.Iさん

T.I

就職活動の期間は、「自分が何者なのか」を見定めるよい機会だと思います。この時期はどの会社もオープンで、経営陣にまで直接話が聞けることもあります。社会人になると、なかなかそういう機会はありません。自分は何がしたいのか、どういうスタイルで働きたいのか、業種を絞ったら気になることはどんどん会社に聞いてみましょう。自分に合いそうかどうかは、そこで働く自分の姿がイメージできるかがポイントです。就職活動を楽しめたら大成功です。

K.Iさん

K.I

そうです!今しかできない体験を味わって楽しんでほしいですね。

座談会風景

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