社員を知る 社員インタビュー 11
私が所属する経理部門は、予算編成および管理、決算、税務関連業務を担当します。その中で私は、日常業務としては本社内で起票される伝票や経費精算の内容確認、月次業務としては全社の経理の締め処理、取締役会で使用する資料の作成を担当しています。当社は上場会社で、3カ月に1回決算開示を行う必要があるため、開示資料の作成も担当しています。また、法令や税制改正があった際には会計処理を適切に行うよう、社内に周知徹底するための資料の作成や、説明会の開催にも携わります。
就職活動中は、業種や職種に縛られず、多くの企業の説明会に参加し、情報を収集しました。日本電技は、空調計装に関して長年の経験から設計・施工のノウハウを有しており、今後もさらに発展が見込まれる企業だと思いました。加えて、自分の適性に合っていると考えていた職種での募集があったので、入社を志望しました。説明会や面接の際、実際に話をした社員の方がどなたも優しく、面接後も不明点や相談事を親身になって聞いてくれたことも好印象で、この方々と一緒に仕事をしたいと思い入社しました。
入社前は、事務の仕事は黙々と机に向かって、一人で完結していくものだと思っていました。しかし、実際に入社して仕事を行ううちに、多くの方々とコミュニケーションをとる必要があることに気付き、ギャップを感じました。入社直後は営業店に配属されましたが、そこで担当した請求書の発行業務では、営業や施工担当の社員の方と常に連絡を取り合いながら、お客さまの締め切り日までに請求書を提出できるよう、協力しながら業務を進めました。現在の部署でも、効率的に仕事を進めるためにはさまざまな人とのコミュニケーションを密にし、段取りをしていくことが肝心だなと、常々感じています。
報連相をしっかりと行うことを心掛けています。経理はミスが許されない仕事です。少しでも分からないことがあれば、すぐ周りの人に相談し、ミスを未然に防ぐようにしています。慎重に対応していても、ヒューマンエラーが起きることがありますが、ミスが発覚した際はすぐに上司に報告し、傷口がそれ以上大きくならないよう努めています。また、私が担当する仕事は一人では完結しないものも多いため、チームメンバーとは適宜連絡を取り合い、お互いの進捗状況を確認しながら、作業全体に遅れが出ないようにしています。
自分が担当した開示資料が、無事開示されたときにはやりがいを感じます。開示資料は、ステークホルダーの方々に向けて当社の業績や収支を公開する資料のことで、多くの社員が協力しながら作成します。非常に限られた時間の中で、誤りがないように、細心の注意を払いながら迅速、円滑に作業が進むよう、かなりの集中力と労力を要します。経理の仕事では、成果物が表に出ることはあまりありません。皆で作り上げた資料が開示されていることを確認すると、無事終わったことに安心するとともに、非常にやりがいを感じます。
入社7年目に入り、今までにたくさんの社員と接してきましたが、日本電技は人が優しくコミュニケーションのとりやすい職場だと感じます。分からないことがあれば同僚や上司が気軽に相談に乗ってくれますし、他部署の方に相談事や依頼事項を持ち掛けることもしばしばありますが、どなたも快く対応してくれます。また、仕事のことだけではなく、プライベートも気軽に話せる環境なので、休憩時間などに育児について相談に乗ってもらうこともあります。
営業店の経理を6年担当し、現在の部署に異動して約半年が経過しました。営業店時代に必要だった経理の知識と比べると、現在はより深い知識が必要だと感じています。日常業務や外部講習を通じ、より経理業務に関する幅広い知識を深めたいです。また、日本電技は、資格取得やビジネススキル取得のためのサポートや通信講座を用意しています。通信講座を通じて、より業務を効率化できるようなスキルを身に付けて、多くの仕事を担当できる人材に成長したいと思います。
| 時間 | 業務内容 |
|---|---|
| 9:00 | 当日のスケジュール確認、メール確認 |
| 9:30 | 本社内の伝票、経費精算内容確認 |
| 11:00 | 支店からの経理処理に関する問い合わせ対応 |
| 12:00 | 昼食 |
| 13:00 | 法令改正に対する対応事項について打合せ |
| 14:30 | 法令改正に対する説明会資料作成 |
| 16:30 | 本社内の伝票、経費精算内容確認 |
| 17:40 | 翌日以降のスケジュールを確認、帰宅 |
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