導入例

日本電技は制御技術で工場設備の自動化を実現します

日本電技は自動制御で培った技術を活用し、食品・薬品・化学などの工場において、製造工程等の設備の自動化・整流化による省人・省力化のほか、安全・品質確保を目的とした設備の効率運用等の構築をご提供いたします。

また、工場の生産管理システム、原価管理システムといった各種システムを含めたご提案、既存管理システムとのデータ連携など、お客様の工場および設備規模、生産手法などに応じた最適なシステム構築をご提供いたします。

製造・加工工程、検査・仕分け工程、梱包・出荷工程、製造実行システム、生産管理システムを示した図

製造・加工工程

自動制御により工程の自動化、工場環境の最適化を実現

生産ラインの運用をお客様とともに見直し、複数工程(例:原料受入れから充填工程)の自動化、連携制御を行います。自動制御により人的資源および設備の最適稼働を実現し、生産性の向上ならびに、品質・衛生管理の向上をご支援することで、安全・安心な生産工場をご提供します。

貯蔵・計量工程(原料タンク)、製造工程(混合機械)、充填・成型工程を示した図

貯蔵・計量工程(原料タンク)

搬入した原材料を受入れタンクに自動投入、貯蔵(保管)条件に合わせ、計量値やタンクの温度センサ情報をもとに最適制御を行います。後工程からの要求によりポンプ等で条件に応じた自動供給の制御も行います。計測される各種計量データ等は自動収集し、実績管理等に活用します。

製造工程(混合機械)

各種製品レシピに沿った製造条件を自動入力し、人手によるミスや品質のムラをなくし製造工程の均一化、効率化を図ります。プロセスデータなどの各種データを自動収集、監視することで、生産状況の見える化や品質管理を行います。

充填・成型工程

品種切替に必要となる洗浄、工程変更の効率化、稼働不要設備の動力停止や管路の自動切替制御を行うことで設備の最適稼働と品質向上を図ります。ライン上の各製造装置の稼働状況データを自動収集、データを基にした品質情報管理や設備の異常予知診断による保全業務支援も行います。

検査・仕分け工程

各種検査装置と仕分け装置のシステム連携により、製品管理の安定化を実現

各種検査装置と画像診断等の条件検査による分類結果をもとに製品良否判別を自動化します。正確な判別結果を後工程の搬送システムへ情報伝達し、製品の自動仕分けを行うことで品質管理を安定化、製造不良品の出荷リスク低減を実現します。

検品、良品・不良品仕分けを示した図

検品

各種製品に応じた検査方法をお客様とともに事前検証し、システムを構築します。検査機や画像診断システム等により対象製品を良否判別します。製品良否判別結果情報を仕分け工程へ伝達します。

良品・不良品仕分け

画像診断システム等より製品良否判別情報を受け取り、製品を自動仕分けします。良品については包装機や倉庫搬送等の後工程に自動搬送するとともに、不良品はラインアウトします。出来高、不良率等のデータを自動収集し、生産管理や品質情報管理、品質改善に活用します。

梱包・出荷工程

ロボットシステムを構築し、人が行う単純作業の自動化を実現

産業用ロボットを活用して製品の梱包や出荷工程を自動化します。単純作業や危険作業等をロボットが担うことで省人・省力化と効率化を実現します。
限られたスペースでの導入ニーズにも各種ロボットをお客様とともに検討しご提案します。
出荷工程においては出来高量の管理や出荷先管理等物流システムとの連携も行います。

梱包、パレタイズを示した図

梱包

お客様の既存ラインを見直し、製品の仕分け・整列・箱詰め工程に適したロボットを導入いたします。スペース、対象製品に合わせたロボットハンドおよびシステムを設計し、生産性向上を実現します。

パレタイズ

複数ラインの積立工程の集約化などお客様の限られた工場スペースに応じて、ロボットの 導入を行います。搬送作業の自動化により、安全かつ効率的な集荷業務を実現します。

製造実行システム

製造工程の把握や管理で運転最適化、生産効率化から保全管理まで必要に応じ対応

各工程における設備の稼働状況のデータを一元管理し、全ての情報を紐付けし、製造工程の最適制御を行います。設備の稼働状況から各製造工程におけるオペレーション情報を集約管理し、製造工程の作業支援や自動化を実現します。老朽化した製造実行システムでお悩みの工場現場から多くのお問い合わせをいただいております。当社では、既存システムの仕様を把握し、お客様の現状調査から要件定義を行い、コストに応じて部分的あるいは段階的なシステム更新も可能です。

生産管理システム

購買から製造・搬送にわたる生産計画をシステム管理、製造ライン各装置等から収集されるデータと連携し、工場全体の生産管理を強化し、変化する市場環境に対応

受注データをもとに生産計画を作成、製造ライン情報と連携し、製造予定数量の把握や製造計画数量の調整等を行います。材料から製品への製造トレースを行い、製品の管理強化と計画数の調整や有効在庫照会による在庫削減を行います。物流システムや在庫システム、会計システムなどとも連携可能で、製造数量の最適化、出来高情報、エネルギー情報を基に原価管理を実現します。

グループ会社のジュピターアドバンスシステムズ株式会社と協業し、お客様に最適な生産管理システムをご提案いたします。

当社へのお問い合わせ

ビルシステム、工場、物流において生産性向上、省エネ、省コスト等の施策をお考えのお客様は、こちらにご連絡下さい。
ご要望をお聞かせいただき貴社にあったソリューションをご提案させていただきます。

電話でのお問い合わせ産業ソリューション事業部 03-5624-1013