地球環境のために

当社グループの事業活動そのものが、地球環境保全に直接貢献するものであるとの認識のもと、積極的な事業展開を図り、計装エンジニアリングを通じて、気候変動に影響を及ぼすCO2排出量の削減や省エネルギー化、省資源化に取組み、脱炭素社会と循環型社会の実現に貢献します。

戦略

当社グループでは、気候変動に関するリスクと機会が当社グループの企業価値や業績に及ぼす重要性を認識しております。当社グループが特定している機会とリスクは以下のとおりであります。
今後は、複数のシナリオ分析を行うことにより、財務に対する影響度の測定、対応策の検討を進めてまいります。

種類
移行リスク
  • 炭素税導入等によるエネルギー費用、運用コストの増加
  • 環境関連規制強化による建設コストの増加
物理リスク
  • 異常気象による事業活動の停止
  • 異常気象による取引先の操業停止等による調達の遅れ等のリスク
  • 気温上昇による作業効率低下、健康リスクの増大
種類
機会
  • 顧客ニーズにあわせた省エネ対応の工事・サービスの需要拡大等
  • 気候変動に適応したサービスの需要の増加等

参考情報

指標及び目標

当社グループの2022年3月期及び2023年3月期の温室効果ガス排出量(Scope1・2)は以下のとおりであります。今後、中長期的な視点で温室効果ガスの削減に貢献できるよう目標設定に向けて取り組んでまいります。

2022年3月期 2023年3月期
Scope1直接排出量(t-CO2) 624.1 673.4
Scope2間接排出量(t-CO2) 465.7 512.6
Scope1+Scope2
小計(t-CO2)
1,089.8 1,186.0